読書チェックイン十二日目:『外国散文名品鑑賞』読書ノート——『四篇の紀行・甘美なるウンブリア』
カレル・チャペックのウンブリアは、一幅の絵巻のように、私たちの前でゆっくりと広がっていく。まず目に飛び込んでくるのは、あの紺碧の空である。空はまた、山川や田野に一枚の薄絹をかける。ここに暮らす人々は、山河の懐に身を投げ入れているかのようだ。神々は慈悲深く人々を育む。人々は神の子どものようで、神は子どもたちに遊びを与え、また静寂の場所を与える。さらに丘陵があり、その雄大で華麗な姿に人々は深く心を折られる。
続いて、作者のレンズはアッシジの町へと向けられる。青いアッシジの町は、天国のように静かである。生活の絵巻が次々と目の前に現れ、まるで十四世紀へ戻ったかのようでもある。陽光が町全体を浴びせ、人々はその中で余すところなく潤されている。ペルージャに来ると、空と大地は一つに溶け合い、幻景と町が織り重なる。この情景を見たなら、あなたは自分の故郷を思い出すだろうか。私はさらに前へ歩み続ける。ほのかな哀愁を帯びたフランチェスコが、ひときわ親しく感じられた。絵の中の女性は、あれほどまでに美しい。
